演奏活動をしている人は、どうしても荷物が多くなってしまいますよね。

楽器、譜面台、譜面だけではなく、水分や筆記用具、メンテナンス用品、貴重品などなど…仕方ないけど重い!
私のように自家用車を持っていない方は、公共交通機関で移動する場合が多いと思います。
2024年現在の私の荷物を紹介します。
荷物が多くて苦労している演奏家の方の参考になれば幸いです。
現在、基本的に荷物は3つ
私は2024年現在、練習や本番の日は①背中に楽器、②手に譜面台(稀にトートバッグに他の荷物+譜面台を入れることも)、③細かい荷物はショルダーバッグの3つを持って移動しています。

ホルンケース(Y-TEC)
山野楽器ブランド『Y-TECセミハードケース』を使っています。
背中に背負います。

譜面台
折りたたみ式譜面台を、袋に入れて手で運んでいます。

↑デニムズボンとベルトの手作り譜面台袋。マジックテープ留め、縦持ちタイプ。譜面台は畳んだ状態で、高さ約53cm。
稀にどうしても他に荷物が増える時(ミュートや何やら)は、トートバッグに臨時の荷物と譜面台を一緒に入れることも。
ショルダーバッグ
貴重品、水筒、歯ブラシ、リップクリームや筆記用具などの細かいもの・楽器ケースではなく手元に欲しいものは、すべてショルダーバッグに入れて斜め掛け。
なんでも入れているので、↓のような大きめのバッグを選んでいます。

荷物を減らす工夫。していること
できるだけ楽器ケースに収納する
楽器ケースには、小物を収納できるようなスペースやポケットが少なからず付いていると思います。
チューナーやメンテナンス用品など、楽器と一緒に使う小物はできるだけ楽器ケースに収納しています。
ホルンケースに入れているもの
- ホルン(ベルカットタイプ)
- マウスピース1本
- メンテナンス用品(オイル類、ガーゼ、精密ドライバーなど最低限)
- 譜面
- 雑巾
- チューナーメトロノーム
- レジャーシート(外で練習するとき用。いらない?)
譜面、雑巾、レジャーシートはケースの背中側のファスナー収納に入れられますが、「メンテナンス用品どこに入れてるよ?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
私はホルンのベルの中に入れています。

100円ショップで買ったふわふわ素材の巾着に、オイルとあぶら取り紙、精密ドライバー、ガーゼなど外での練習中の非常時に使いたいものを一式入れています。
巾着のサイズは、縦 約20cm、横 約17cmです。

これだけ入れても、口をしっかり閉じられます。
巾着本体と紐がとても柔らかく、金属などの傷になる物が一切ついていないので、安心してベル内に収納できます。
ふわふわ素材の製品を買うなら、このような商品が店頭に増える秋や冬の時期に探すと、気に入るものが見つかりやすくなると思います。
筆記具は1本だけ
譜面に書き込むとき、仮のメモなら鉛筆など消せるもので書きたい。
でも高確率で書き直すことのないメモ、例えば演奏時に強調したい部分や転調・反復記号などを見逃さないようマークしたいときには、色の付いたペンで書きたい。
使うペンを時と場合で換えたい派の私は、シャープペン、ボールペン数色、消しゴムが1本になったペンを使っています。

書きやすさも重視。私はジェットストリームが好きで普段から愛用しています。
購入時に名前やマークを刻印してくれるサービスもあるので、演奏メンバーとお揃いにしたり、コンサートなどイベントの記念品としても良いですね。
ミニ財布でカバンの中をなるべく空ける
電車やコンビニでスマホ決済を利用できても、練習の参加や臨時の集金、練習会場の費用の支払いなどで現金を使うことがあるかもしれません。
私は普段からミニ財布を使って、少しでもカバンのスペースを作るようにしています。

小さくてポケットにも入るし、小さなボディバッグにも入れられるので、貴重品を安全に肌身離さず持ち運べます。
あまり多くのカードやお金を入れられないので、財布の中身を整理する頻度も上がって、いつも整頓された財布で気分もいいですよ♪
荷物を減らす工夫。今後検討したいこと
すぐ実行はできませんが、検討したり準備をしてから取り組める、荷物を減らす工夫を考えてみました。
貴重品を減らす
ミニ財布と同じくらいの大きさのカード入れに、身分証、クレジットカードなど「もしかして非常時に使うかもしれないので持ち歩き必須なもの」を入れています。
最低限必要なカードだけをミニ財布に移せばいいのですが、普段はカードケースとして使っているのに、練習に出かけるたびに中身を一部入れ替えるのも面倒くさい。
練習日も、他の普段の生活時にも、中身を入れ替えることなくそのまま持って行きたい。

財布とカードを一つにしたい。要検討です。
さらに、できるだけ楽器ケースに収納する
ショルダーバッグに入れている歯ブラシやペンなどは、楽器を出せる状況の時に使う想定なので、楽器ケースの中でもいいかもしれませんね。
楽器を片付けた後にメモを取るときは、スマホを使えばいいし。
1枚は持っておきたいマスクやばんそうこうも、楽器ケースに入れようと思えば入れられそうです。
譜面台が入るマーカスボナのケースを使う
譜面台を手に持たなくていいなら、両手が完全に空くのでかなり楽になりそうですよね。
ブラジルのマーカスボナというブランドで、譜面台やミュートが一緒に入れられるホルンケースがあります。
ホルンだけではなく金管楽器、木管楽器、パーカッション用もラインアップされています。
ただし高機能なのでお高い。マーカスボナのホルンケースは、10万円以上します。

演奏活動を習慣にする方なら、買って損はないと思います。

私の場合、まだ現行のY-TECが使えるし、今はまだ育児メインの専業主婦なので収入ほとんどないし、、、
いつかは買い替えたい。
水分はペットボトルで持って行く
家に水筒があるので、水筒に水を入れて練習に持って行っています。
経済的にエコで良いのですが、水筒よりやはりペットボトルが軽い。
軽い水筒を使ったり、同じペットボトルを洗って何度か使い回す、という方法もありますね。
昼食は持ち帰りがコンパクトになるようにする

昼食が必要になる場合、一番荷物が少ないのは「外食」でしょうか。
でもお金と時間を節約したい気持ちもあります。
練習会場に捨てられるなら、昼食をコンビニなどで購入してもいいでしょう。
おにぎりやサンドイッチを作ってラップにくるんでポリ袋に入れれば、完食した後のゴミをポケットに入るくらい小さくできます。
最後に
アマチュアホルン奏者の筆者が楽器練習に持って行く荷物について紹介しました。
楽器を持って何度も移動して慣れているとはいえ、楽器が重いので「他の荷物をできるだけ減らしたい」と、練習のたびに思います。
時々は荷物を減らす工夫を考え、実践していこうと思います。
同じく楽器演奏をする方、ホルンを演奏する荷物を減らしたい方の、参考になるものがあれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。