私は料理が好きではありません。
買い物したら余計なものを買いすぎる、献立決めと料理に時間がかかってしんどい、他のことをする時間が減る…めんどくさい。(ずぼら)
でも外食や出来合いのおかずばかりでは、栄養の偏り、添加物、家計の支出が増える、子どもの教育によくなさそう、と心配でもあります。
特に子育てや仕事をしていると、毎日のことは効率を上げないと、スケジュール面でも精神・身体の健康面でも、身動きが取れなくなります。
育児中でも習慣的に料理できるよう、仕組みで効率を上げるようにしている私の工夫を紹介します。
- 料理がめんどくさいけどしなければならない
- 家事にイライラしている
- 時間を作りたい
- 家事効率化のアイデアを探している
料理環境の整備をして【整理整頓 & 子どもの身を守る】
散らかったり、調理スペースが狭すぎたり、キッチンの使い勝手が悪いと、料理する気すら起きませんよね。
まず料理をしやすくする環境整備が大切です。
物を減らす
キッチンには調理器具、食器、調味料、保存食品など色々置いていると思います。
頻繁に使う物は取り出しやすい場所・子どもにいたずらされにくい場所に置き、使う機会がない物はできるだけ手放すことをおすすめします。
- 整理整頓しやすくなる(整理整頓にかかる時間の短縮)
- 掃除しやすくなる(物を除けるなどの時間の短縮)
- 一目でどこに何が置いてあるか分かる(物を探す時間の短縮)
- すぐ目的の物に手が届く(物を除ける手間と時間が減る)
さらに日常的な自分の動作に合わせて、物の定位置を決めて収納することで、
無駄な動作が減る → 料理や片付けの効率が上がる = 時短 につながります。
しかし子どもがいるので、子どもの安全を重視した環境にもしなければなりません。
子どもの安全を考えた工夫をする
- 包丁、ハサミ、ラップやアルミホイルの切り口などの刃物
- 菜箸、爪楊枝、ピックなどの尖った物
- 陶器、ガラスなどの割れ物
- コンロ、炊飯器、電気ポットなどの熱調理器
- 乾物や固いお菓子などの誤飲やアレルギー
キッチンは子どもにとって、危険がたくさんあります。
ベビーゲートを付けられるキッチンなら、2歳頃までならしのげるかもしれません。
ベビーゲートを付けられないキッチンや、子どもがゲートを開けたり登ったりしてしまうようになったら、やはり収納を変えたり見直す方が後々楽かなと思います。
2歳のお子さんとベビーゲートを検証されたブログが参考になります↓
わが家はベビーゲートが付けられないので、
- 刃物や食器は、子どもが届かない高い収納に収める
- 缶詰、割れない保存容器、鍋などを下の収納に収める(触られてもいい)
などのルールで収納することにしています。
狭いキッチンですべてを扉の中に収納することができないので、
ラップやよく使う調理器具を高い収納の外にぶら下げて、取りやすくもしています。
安全と使い勝手を兼ねた収納になっていると思っています。(自画自賛)
見栄えも使い勝手もよくない…子どもが道具を使えるようになるくらいまでは、この状態を基本に過ごすつもりです。
食事メニューを固定化して【考える手間を省く】
↑平日5日間この朝食です。
見栄えは悪いですが、うちの家族は誰も気にしないので問題なし。笑
私は料理や献立決めなどが苦手なので、妊娠前の共働きの頃から、食事メニューの固定化に取り組んできました。
- 妊活中には妊活レシピ
- 妊娠中は妊婦におすすめの栄養レシピ
- つわりでも食べやすいレシピ
- 育児中の現在は、楽に準備できて子どもと一緒に食べられるレシピ
私は要領が悪いので、何も考えていない状態からの「今日何食べよう?」だと、考えなければならないし、ストックしてある食材でできる料理を調べたりします。
料理する前の考える・調べるだけでもう疲れてしまいます。
メニューを固定化することで食事について考えることが減り、苦手な料理に取り掛かるハードルが下がったり、別のことに頭と時間を使えるようにもなりました。
自作献立表を使って【時間を作る】
前の項目であったように食事メニューを固定化させていますが、毎日全く同じメニューではないので、自作の献立表を使っています。
背景が汚い?すみません、これでいつも通りです。
メインになるおかずや主食の種類などをあらかじめ大まかに固定化して、Excelの献立表にすでに入力してあります。
1週間の予定と日付、この週に届く生協の注文をしつつ届く商品をメモし、キッチンに貼り付けています。
この献立表一枚で、食事にまつわる段取りや食材が全てわかるようにしています。
変更や追記などは近くに置いたボールペンで、その都度書き込んでいます。
1週間で同じメニューがあるのは、目を瞑ってください。。。
書いたとおりにしないこともあるし、書いていないメニューを作っていたり、そもそも空欄のままにしていることもあります。
「あくまで大まかな献立表」です。自分が分かればいいので、表模様のメモ感覚で使っています。
- 献立を考える手間
- 副菜を考える手間
- 買う物を考える手間
- 生協で注文したものを別紙やスマホで確認する手間
- いつ・何を作るのかの段取りを都度考える手間
この献立表をキッチンでいつでも確認できるようにしておけば、すぐ料理に取り掛かれるので、時間を有効に使えます。
「家事をする時間」と「他の事(仕事、趣味など)をする時間」とのメリハリを付けやすくなります。
「他の事」の時間になったら、「他の事」にしっかり集中できる!
買い物リストを作って【無駄買い防止・買い物の時短を図る】
前項の献立表が、1週間ごとの食料品の買い物リストにもなっています。
他にはアナログ手帳に、ネット通販で買う物のリスト、100円ショップなど実店舗で買う物のリストを手書きでメモしています。
手帳はアナログ派です。文房具好き!
もちろん、スマホで買い物リストを作ってもいいと思います。物を増やすことなく、出先でも手元ですぐ確認できますね。
- 買い忘れ防止になる
- 本当に必要な物かどうか考える余裕ができる → 無駄買いの防止
- 買い物に行くときに、どこへ行くべきか決めやすくなる → 買い物時間の短縮
- 買う物を覚えなくていいので、他のことに頭を使える
必要な物を買い忘れたら、また買いに行かなければならない場合もあり、二度手間になります。
買い物リストを作ること自体が手間ではありますが、スムーズに買い物を済ませるために役立っています。
買い物に行かない仕組みで【時間を作る】
子どもが生まれる前まで、買い物は「運動」「気分転換」「楽しみ」でした。
しかし子どもが生まれて2歳になった現在、買い物は「重労働」に変化しました。
- 1回で運べる荷物が少なくなる
- 子どもに意識が向くので、買い物メモを持っていても買い忘れが頻発する
- 自分のストレス発散にお菓子を買う(なぜかこれは買い忘れない)
買い物に行くことがストレスになってきたので、生協やネットスーパーを活用することにしました。
生協で自動注文 & オンライン注文で、翌週届くようにする
子育て世帯にお馴染みの生協(コープ)は、週1回、玄関前まで届けてくれます。
よく使う食材はできるだけ、自動で注文してくれるよう設定し、毎週(物によっては隔週)同じ食材が届くようにしています。
自動注文できない商品は、献立表の買い物リストをチェックしながら毎週オンラインで注文しています。
とても便利でおいしいです!本当に助かってます。
足りない買い物は、ネットスーパーでまとめ買い
ネットスーパーは月1~2回利用しています。
不定期に購入する調味料や缶詰などのストック食材、プライベートブランドの商品などを中心に注文しています。
送料をできるだけ安くするため、ネットスーパーではおむつや洗剤、ラップなどの日用品も一緒に注文しています。
私はイオンネットスーパーを使っています。
近畿圏なら、他にも万代や阪急もありますね。
日用品ならホームセンターのコーナンも気になっています。
買い物へ行かなくていいメリット&デメリット
- 買い物時間の短縮
- 持てない量でも配達してくれる
- 買い忘れを予防できる
- 余計な物を買いにくくなる
- 今すぐ必要なもの・今日必要なものは買いにくい
- 計画的に注文する必要がある
- 見切り品が買えない
- 価格が高めで、食費が高くなりがち。節約にならない
生協とネットスーパーを使っても、急に足りない物が出てくることもあります。
そんな時は、都度近所のスーパーへ買い物へ行き、さっと目的の物だけ購入するようにしています。
今のところ、これが私の価値観に合っている
宅配サービスを使う一番のメリットは、買い物時間の短縮だと思います。
逆にデメリットは、どうしても食費が高くなってしまうことです。
生協はそもそもの商品価格が高めです。そして生協もネットスーパーも、すごく安い見切り品などはありません。
買い物へ行く時間の短縮・ストレスからの解放か、家計の節約か。
家庭の状況や、価値観によって優先することが違うと思います。
私にとっては「ストレスを減らして時間を作ること」が重要だったので、買い物に行かない仕組みを作ってストレス減・時間を作るという両方の目標を達成させました。
調理済み食品などを活用して【手間を減らす】
昔は『総菜やレトルトは自炊料理ではない』と聞いたけれど、全然そんなことない!
総菜レトルトうまく活用しよう!
という情報も、最近よく見聞きするようになってきましたね。
私も総菜やレトルトなど賛成です。料理苦手なので楽をしたいから。
でも私は、無農薬野菜や果物、自然食品も好きです。
私はアトピー持ち & 5年間妊活と不妊治療をしていたので、栄養の知識も素人レベルにはある…と思います。
子どもの離乳食に無農薬野菜を使っていましたが、同時に市販のベビーフードも使っていました。
わが子が1歳半を過ぎて「用意したご飯を食べない」「他の子が食べてるお菓子をいつの間にかもらって食べてる」ということになっていたので、
「明らかに健康を害していないなら、気にしなくていいか」と思い、無農薬野菜にこだわることはやめました。
無農薬野菜は値段が高いし…。
時短を重視してネットスーパーを使いたかったという理由もあります。
総菜やレトルトに対しての価値観を少し変えると、買い物や食事の選択肢が増え、同じものを調理する時間と手間が省けます。
同じものを材料から作るより値段は高くなるかもしれませんが、時間が欲しい方や料理が苦手な方には、調理済み食品などはおすすめです。
使い捨ての物を使って【洗う手間を省く】
シリコンのラップやシリコンのジップバッグなど、エコで日用品費の節約にもなって「良い」とは思うのですが、洗い物が増え、乾かす場所と保管場所も必要になります。
私も使ってみたことはありますが、洗って乾かすのがめんどくさくて続きませんでした。
スペースや時間と気持ちに余裕があれば使いたいとは思うのですが、あえて使い捨てを使うことにしました。
- ラップ
- フライパンホイル(魚を焼く平日の朝に使う)
- ジップ袋(使いかけの冷凍食品や、作り置き料理を入れる)
- ポリ袋(カットした野菜を入れる)
- プラスチックグローブ(生肉・生魚を触るときなど)
ポリ袋やジップ袋は、使った後キッチンの生ゴミ入れに再利用します。
わが家のキッチンのゴミ箱は、小さな生ゴミ袋だけ。
いっぱいになったら、ベランダの大きなゴミ箱に入れています。
作りやすい調理方法を習慣にして【料理の効率を上げる】
私にとって長続きできる料理は、便利グッズを使ったり、手間を減らした簡単な調理方法でした。
- ゆで卵は、電子レンジでできるゆで卵メーカーで作る
- カレーは、具を炊飯器で加熱する(→ 大鍋に移してルーを溶かす)
- ケチャップライスは、炊飯器に具材を入れてスイッチオン
- 野菜炒めは、フライパンに野菜を全部入れてフタをしてしばらく加熱(肉入れたり混ぜるのは後)
炊飯器や電子レンジは、子どもが触らない限り放置できるので、その間に別のことができてとても効率的です。
電気調理器もあると、さらにおいしい料理ができると思います。
電気調理器ほしいけど、いかんせんわが家は狭いので置く場所がない…。
同じ料理メニューでも、色々な作り方、色々な調味料の配合パターンなどがある場合があります。
インターネットで検索すると、もっとたくさんの炊飯器レシピや電子レンジレシピが出てきます。
特にインスタグラムはアイデアの宝庫です。
味に納得できて、かつ作り方も自分に合うものがあれば、満足度の高い食事ができます。
いくつか調べてみて、自分に合った楽な方法を見付けてみて下さい。
最後に
家事効率化のために私がしていること【料理編】を紹介しました。
まだまだ工夫できそうなこと、取り入れられそうな他人の見本など、改善の余地がたくさんあります。
今できる工夫を取り入れて、少しでも他の大切なことに使う時間を増やせるようにしたいです。
この記事に、少しでも参考になる部分があれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。