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狭小賃貸マンション育児で感じるデメリット&対策5つ

狭小賃貸マンション住まいで感じるデメリット&対策5つ 生活
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わが家は、41平米2DKの賃貸マンションで、私、夫、2歳の子どもの3人で暮らしています。

この部屋が良くて住み続けていますが、狭いです

狭い家ならではのデメリットもありますが、対策方法も色々あるので今のところ暮らせています。

私が思う、狭小賃貸マンションに住むデメリットと、その対策について紹介します。

これから狭い部屋に引っ越しを考えている方、狭い部屋に住んでいてこれからの生活を考えている方の、参考になればと思います。

また、狭小賃貸マンション育児のメリットについても記事にしていますので、よろしければぜひお読みください。

1.子どもグッズを増やせない

おもちゃのある部屋

子どもが生まれると、物が増えます。おむつや服はもちろん、寝具、おもちゃ、絵本、子ども椅子などなど…

後になって「あの時期しか使わないけど、買っておけばよかった」と思うこともあるかもしれません。

子どもになんでも与えすぎるのもよくないと言われますが、良いものはできれば与えたいですよね。

部屋が狭くなってもどんどん買ってしまう人もいるかもしれませんが、快適な環境で過ごすことをある程度重要視すると、買うのを断念すると思います。

何でも置けないからこそ、厳選して物を置く必要があります。

子どもグッズを増やせないかわりにできることを、対策として挙げてみます。

対策
  • 家で所持する絵本・おもちゃはできるだけ少なくする
  • 重複する機能のおもちゃは手放す
  • つどいの広場などでおもちゃ遊びをする
  • 大型おもちゃは外や児童館などで遊ぶ、と決める
  • 図書館などで絵本を借りる
  • 飽きた絵本・おもちゃは早めに手放す
  • 育児グッズは何でも買うのではなく、よく下調べをして、本当に必要なものだけを家に置く
  • 大型の育児グッズやおもちゃのレンタル・サブスクを利用する
  • 服やおむつなどは適正量を決め、買い置きしすぎないようにする

赤ちゃんの服はかわいいし小さいので、数が多くてもかさが小さく見えるので増えがちです。

紙おむつも、いつでも買いに行けないからと箱買いして部屋が狭くなったり、サイズが合わなくなって余ってしまうこともあります。

狭い部屋に対しての適正量や許容範囲を決めて、それに合わせて買い物をすることをおすすめします。

わが家では色々な失敗をしながらも、

  • バウンサーは買わず、生後2か月~4か月頃までレンタル利用
  • つどいの広場や図書館を頻繁に利用(多い時で週4くらい)
  • もらったおもちゃのベビーカーや、使わなくなったラトル等をつどいの広場に寄付
  • バンボ、ベビーバスなど利用期間の短い物は、使う時期を終えたらすぐ処分
  • 紙おむつの保管はだいたい4袋まで
  • 食事用ローチェアは座らなくなった・重くて今後使わなさそうだったので手放した

ということをして、子どもグッズの増えすぎに気を付けています。

しかし子どもが2人以上いる・希望している場合では、使えないアイデアもあると思います。

わが家はひとりっ子なので、物が手放しやすい環境と言えます。

2.便利な家具・家電を気軽に導入できない

食器洗浄機

家族が増えることに合わせて、大きな家具、大きな家電も、購入や買い替えを検討する場合もあると思います。

乾燥機付き洗濯機、食器洗浄機、ロボット掃除機、布団乾燥機、空気清浄機などは単身世帯でも使う人が増えているようですが、

子どもができると更に、おむつポット(使用済みおむつを捨てる消臭機能付きゴミ箱)、浄水器、自動調理器、セカンド冷凍庫など、生活を潤す魅力を感じる家電がたくさんあります。

ベビーベッドや子どもの服を入れるタンス、絵本を見せて収納する本棚なども、あるといいとは思いますが大きいので、わが家のような狭い部屋では気軽に置けるスペースは中々とれません。

必要ない物もあるとは思いますが、どう考えても便利なのに、部屋が狭いという理由で導入を断念するのは、これから先も家事育児で忙しい毎日になることを考えると勿体ない気もします。

しかし狭い部屋で暮らす以上、どこかで折り合いをつけていかなければなりません。

考える時間が多く必要になりますが、よく考えてできるだけ後悔のないように、優先順位をつけて家具・家電の導入をしていきたいところです。

私が実施している、狭い家での家具・家電の導入対策を挙げます。

対策
  • 導入したい家具・家電について、特にレビューをよく調べる
  • それを導入した場合の、短期・長期視点でメリットとデメリットをよく考えて比較する
  • 欲しい機能のある、コンパクトな別商品を探してみる
  • 欲しいと思ってもすぐ買わず、できれば数か月寝かせてから再度検討する
  • 導入しないなら「お金が浮いた」「部屋に空きスペースができた」と前向きに考える
  • 導入するなら、その他の物を手放してスペースを作ってからにする

ベビー用の家具・家電は、子どもが成長すると不要になります。

第2子以降でも活用できるので保管しておくと便利ですが、はじめから導入せず別の物で代用する、という視点で考えるのもいいのではないかと思います。

長期視点では、ベビーを卒業しても便利に活用できるものを選ぶ、という方法もありますね。

私は独身時代から、蛇口に取り付けるタイプの浄水器を使っており、カートリッジや電池を交換しながら、子どもがミルクを卒業した今も継続して使っています。場所を取らないのでとても気に入っています。

夫婦ともに花粉症なので空気清浄機はあってもいいのでしょうが、狭い部屋に置ける気がせず、なくても何とかなっているので、置いていません。子どもがハウスダストアレルギー等であったら、導入しているかもしれません。

おむつポットも無く、代わりに、部屋の中にフタの付いたプラスチックの空箱(コストコのオリーブオイルの容器)に消臭目的で重曹を入れ、100枚100円程で売っているキッチンポリ袋を入れて、室内用おむつゴミ箱にしています。

わが家の室内用おむつゴミ箱
わが家の室内用おむつゴミ箱。消臭に重曹を入れ、目隠しにリメイクシートや布を貼り付けています。におい漏れはたぶんない…。

キッチンポリ袋は小さいので、おむつ5枚程で口を縛ります。ベランダに置いている大きなフタ付きゴミ箱に、ゴミ袋を入れているのでそこに捨てて、週2回のゴミの日に必ず出しています。

毎日1~2回ベランダにおむつを捨てに行かなければなりませんが、家が狭くおむつを替える部屋とベランダはすぐ隣なので、手間は多くはありません。


短期的に考えると「ある方がいい」とは思っても、長期の視点で考えたとき、わが家には置けない便利な家具・家電がたくさんあります。

代わりにできる部分で工夫をして、狭くても快適な部屋を目指していこうと思っています。

3.子どもに触られたくない物の避難場所が少ない

タンス

子どもに触られたくないものは、手の届かない高いところに置くのが基本かと思います。

しかし家が狭いと、高い場所も少なくなり、すでに別の物を避難させていることもあります。

ベビーロック等をかけられる収納にはロックを付けていますが、大人がロックを閉め忘れたり、子どもが自分で開けられるようになってしまった、子どもがロック自体を壊したり外していた、ということも起こり得ます。

子どもの手の届かないタンスの上に置いていても、子どもが踏み台になる物を持ってきて登ったりタンスを開けて踏み台代わりにして登ったりもします。

あまりに危険なことをしているなら止めさせなければなりませんが、何度も注意しても子どもはまた繰り返すでしょうし、親もイライラしますよね。

なるべく注意しなくてもいい、安全な環境を整えることが一番です。

対策
  • 子どもに触られたくない物を、できるだけ手放し、減らしておく
  • ケガ等の危険のある物を、優先して高いところに避難させる
  • 危険の少ないものは、「触られてもいい」と諦める(寛容な心を持つ)

わが家は今でも物が多いですが、子どもが2歳になるまでは、もっと物が多かったです。

それでもいたずらされそうなのにされていない、オープンラックがあります。

あまりお勧めできない対策なので、ここに記しておきます。

【最終手段】避難させた物を入れた段ボール箱を積んで、棚のバリケードにする

棚の前に段ボール箱を置いたイメージ

中身の入った同じ大きさの段ボール箱が170cm程度の高さまで積んであるので、今のところ子どもの力では動かしたり、足をかけて登ることができません。

いたずら対策として段ボール箱を積んでいるわけではなかったのですが、結果として対策になっているようです。

物が多いからこそできる方法かと思います。

本当は段ボール箱も撤去してすっきりさせたい。

子どもは3歳を過ぎるといたずらが減ると聞いたので、その時期をひたすら待っています。

もしかして、同じ方法をとっても強引で力持ちの子なら動かすかもしれません。

4.大人の避難場所が少ない

休息する人

特に0歳前半は、世話をする大人の睡眠も細切れになります。

眠れるときに眠るべし」と言いますが、子どもと同じ部屋にいるだけで気になって眠れない人もいると思います。私がそうです。

そんな時は、できれば子どもは他の家族に任せて、子どもと別室で寝ましょう。

別室でも初めは子どものことが気になるかもしれませんが、何度か離れる機会があると、子どもと離れることに自分が慣れてきます。

大人の仮眠が必要なくても、家で何か作業をする、パートナーと別の用事をしたい時などでも、別室があると集中力も変わってきます。

狭い家なので、できるだけ物置部屋にならないよう、少しでもゆとりのある部屋を維持していきたいですね。

対策
  • 物を減らして、できるだけ床を広く使えるように整理する
  • 子どもが過ごすメインの部屋とは別の1室を、日頃から寝転がれるスペースだけでも死守する
  • 自家用車があれば、自家用車の中で仮眠する
  • カーシェアを利用しているなら、利用する車の中で仮眠する

わが家の予備の部屋は、今でこそ大人の布団を敷けそうなスペースの余裕がありますが、生後半年の頃はもっと物が多く、寝転がると『物に挟まれて倒れている人』状態でした。

わが家の一室
わが家の唯一の避難部屋です。ましになった方…すぐ物置になってしまう。でも寝転がれるし、パソコンや工作の軽作業もできます。

2回ほど寝てみましたが、落ち着くわけがありません。

他に部屋はないので、この部屋が唯一の避難部屋と同時に、物置部屋でもあります。

子どもが10歳くらいになったら、子ども部屋にしたいとは思っています。

それまでに、子ども部屋を作れるよう物を減らしていきます。がんばる。

5.物を減らせないと、すぐ狭くなる

散らかった物

育児をすると、必要になるものがたくさんあるので、家の中の物は増えます。

環境を整えるための物も増えます。

保育園や幼稚園に行くまでに、登園に必要な物も準備しなければなりません。

そう考えると、物が増えて部屋が狭くなる気しかしません。

定期的に物を減らしていくしかありませんが、長期間サボってしまうと、休む部屋もなくなって、したい事をする余裕もなくなってしまいます。

環境整備のための断捨離や整理整頓は、モチベーションを保つことが重要です。

下に、私が行なったモチベーション維持のための対策を挙げてみました。

対策
  • 定期的な整理整頓の予定を、カレンダー等に入れておく
  • 理想の部屋や整理整頓について、ゆっくり考える時間を設ける
  • 整理整頓の段取りと目標を、あらかじめ考えてメモしておく
  • 断捨離やミニマリストについて、本や動画、インターネット記事などで情報収集する
  • 断捨離やミニマリストの気に入った本を一冊買い、見えるところに置いておく
  • 無理せず1スペースずつ整理整頓に取り組み、成功体験を積んでいく
  • ゴミ1袋分ずつ物を処分していき、成功体験を積んでいく

手放す物を集めたら次は、捨てる、他人に譲る、売る、のどれかの行動をとると思います。

狭い家に不用品を長期間置いておくことは整理整頓のモチベーションを下げるので、私はできるだけ

  • 直近のゴミの日に捨てる
  • 粗大ゴミなら今すぐ申し込む
  • 他人に譲るなら、近くにいるすぐ受け取ってもらえる人に譲る
  • 近所のリサイクルショップに売る

をしました。

売るなら、フリマアプリやジモティーなどインターネット経由で売った方がお金になるとは思いますが、急いで環境を整えたく、すぐ手放せるリサイクルショップを利用しました。

保管場所や時間の余裕がある、すぐ売れる自信がある!という場合には、フリマアプリ等で不用品販売をする方がいいと思います。

最後に

狭いマンションで育児をしていて私が感じているデメリット&対策を5つ紹介しました。

狭くて一番困るのは、物が増えたときです。

本当に必要な物かどうかよく調べて考えることは、知識が増え考える経験にもなり、買い物の失敗を減らす良いことではありますが、その分手間と時間がかかります

一度に大量の断捨離ができればいいのですが、できない場合は頻回に断捨離や整理整頓をしなければなりません。

時間がかかることはデメリットですが、「整理整頓・取捨選択の経験になる」と考えればメリットとも言えるかもしれません。

これから出産と狭い部屋への引っ越しを考えている方は、狭い部屋で育児をするメリットとデメリット、どちらもよく考えて、後悔しないようご家族の価値観に合う選択をして、新生活を楽しんでほしいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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